互助会はお得なの?入っておいた方がいいの?
お葬儀の「不安」を「安心」に変える福岡のお葬儀紹介会社のメモリアルさくらです。
福岡市内近郊 約60の提携斎場より最寄りの斎場をお選び頂けます。
「互助会に入ってるから大丈夫」
「互助会ってなんなの?」
「互助会に入っててよかった」
「互助会に加入してたの最終的に高額の請求になった」
諸々の質問や相談を弊社にも頂きます。
今日は、皆さんが耳にされた事が必ずある「互助会」についてご説明していきます。
互助会とは?
「結婚式」や「お葬式」に備えて、会費を積み立てていくシステムです。
積み立てた金額を、現金ではなく、契約額に応じたサービスを受取ります。
冠婚葬祭の費用は、多額の費用が必要となる場合が多く、特に葬儀に関しては、突然多額の出費が必要となる為、まとまったお金の負担を軽減する為のシステムとして生まれました。
正式には「冠婚葬祭互助会」と呼ばれ、一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会によって推進されています。
互助会のメリット
・葬儀を会員割引で行う事が出来る
互助会の会員は毎月の掛け金からなる積立金に応じた内容のサービスを受けることができ、一般的には積立金以上のサービスが受けられるようにできています。また、豪華な葬儀を互助会価格で行なうことができるのです。
そのため豪華な葬儀を挙げたいと思っている方は互助会に加入して資金を積み立てておけば、急な経済的負担をある程度抑えることができます。
・優待を受ける事ができる
互助会の会員になると、冠婚葬祭以外でも旅行やレジャーで使うこともできたり、互助会の提携するお店で食事代等が割引になるケースもあります。
・積立途中でも利用が可能
互助会に加入していれば、積み立ての途中でも残金を払えば、サービスが利用できます。
・掛け捨てではない
基本的に互助会は積立式の制度で、解約の際には手数料を差し引いた、積立金の残りが返還されることが多いです。
互助会のデメリット
・積立金で葬儀が行える訳ではない
「互助会の会員だから大丈夫」掛け金で出来る範囲はごく決められた範囲です。通常のお葬儀を執り行うとなれば追加料金が発生する場合が多いです。互助会に加入していても一度希望の葬儀スタイルで見積もりを取られる事をお勧めします。現場で高額の請求が発生する可能性もあります。
・加入した互助会の会社が倒産する可能性もある
互助会のデメリットとして、互助会が破綻する可能性があります。
経済産業省認可の互助会の場合は、破産時に積立金の一部の保全を義務付けています。
しかし、積立金の一部程度しか戻ってこない可能性があります。
・解約時の手数料が発生する
互助会は解約が可能ですが、解約の際には手数料がかかります。 積み立てたお金が全額戻ってくるわけではないので注意が必要です。
互助会を利用する際の注意点
・十分に説明を聞きましょう
互助会を利用する際は、サービスプランをしっかりと確認するために、十分に説明を聞きましょう。入会・解約の条件・サポート内容を確認しておかないと、希望する葬儀が行えない可能性があります。
互助会で積み立てた金額だけでは、葬儀費用としては足りない事が多いです。実際に行える葬儀だけでなく、積立金以外に必要となる費用なども確認しておきましょう。
・解約手続きについてはよく調べましょう
互助会を解約する際は、手続きに時間がかかったり、解約手数料が思った以上に高額だったりする事があります。互助会に入会する際に、解約手続きと手数料についてはよく確認しておきましょう。
互助会を利用する際は、解約のための連絡先・必要書類・手数料・積立金の返金額・満期後の解約方法などを確認することをおすすめします。後々のトラブルを避けるためには重要なことといえます。
・他の葬儀社のプランとも比較しましょう
互助会に入会する前に、他の葬儀社のプランを調べ、互助会のプランと比較検討しましょう。葬儀社ごとに、様々なプラン・サービスを提供しており、互助会が提供する葬儀プランより安い場合もあります。
いざという時のために、備えることはとても大事です。
しかし、いくら備えていてもそれが故人又は遺族が行いたい葬儀に合っていなければ、意味がありません。互助会への加入を検討する際には、サービス内容や規約をきちんと確認して、自分や家族にとって必要なものなのかを見極める必要があります。
また、互助会で多いのが、加入していることを家族が知らないというケースも多いので、家族で話し合っておくことも大切です。
自分がもし何かあったら。。
お孫さんの結婚式で使ってあげたい!
そんな思いで、家族に黙って互助会に加入される方も少なくはありません。
後のトラブルを避けるためにも、サービス内容や規約の確認、そして家族の方への相談は怠らない様にしましょう。